25歳で入社し60歳になったので、年度末で会社を定年退職することに。
毎日、野草の収穫を楽しみにしながら、9kmのウォーキングを日課としています。多摩川支流の浅川の土手をグルっと歩いているのですが、適度に自然があって楽しんで生活をしています。
土手に生えている野草をみながら、食べられそうなものは写真を撮り検索すると大概のものは、品種がわかりますので、まずは摘まんで食べてみます。とてつもなく苦かったり、モサモサしすぎて、どうにもなりそうにないやつもありますが、そこが楽しい。
さて、もう2週間前になりますが、野草ではなく木に実がなっていて、ビニール袋を片手に採集しているグループの方がいたので、話しかけると桑の実だよと教えていただきました。小学校でカイコを飼育していたので、学校に植えていた桑の葉をとることはありましたが、実がなっている桑を見ることは初めてです。
食べてみなさいと2房ほどいただき食してみると、ほのかに甘くラズベリーのような感じです。その日はそのグループの方がとられていましたし、休日の楽しみだったようなので、お礼を言って去りました。が、私は定年退職者ですので、平日のウォーキングコースですので、次の日はビニール袋持参で収穫させていただきました。
完全に黒くなって、手で触ると力を入れなくてもとれる位が甘みもあっておいしいです。調べてみると桑の実は、クワ科クワ属の落葉樹になる果実の総称で「マルベリー」「ミュール」とも呼ばれています。葉っぱを収穫する養蚕用の「ヤマグワ」と、果実の収穫が目的の「西洋桑」に大別されるとのこと。
なるほど、小学校の時に学校で植えていた桑の木は「葉っぱ」が目的の「ヤマグワ」だったので、実を食べたことがなかったわけです。
小さい木の実ですが、葉っぱの陰に隠れていたり、手が届きにくいところに先人の取り残しがあるので、一回で1kgぐらいは取れます。3日~4日おきに行くと結構な量になりますので、生ではその場でいくつかいただきます。ほのかな甘みと酸味がおいしいと思ったので、ジャムにしてしまうともったいない。少量の砂糖とレモン汁でコンポートにして冷蔵庫で保管しています。
出来上がったコンポートを行きつけの「おでんバー」に持って行ったのですが初見で「クワの実」と言い当てた方はいませんでした。が、説明すると、なるほど食べたことがあるとおっしゃる方が多いのには驚きました。東京でも昔は植えていたところも結構あり、地方でも今では珍しいものの結構植えているところは多いようです。
もう手が届くところになっているものは少なくなってきましたので、来年の楽しみの一つになりそうです。手が届かないところは、人がいないときに鳥が来てついばんでいるようです。
まだまだ、定年退職後の無職でも飽きることなく楽しめそうです。






